投資・マネー

増資で株価が下がるというのは本当か?アウトソーシングで体験。

増資が発表されると、瞬間的に株価は下落するケースが多いのは事実です。

この記事ではひふみプラス組み入れ主力銘柄の一つでもあります、
(株)アウトソーシングの9月6日の増資発表から増資で株価が下がる
ということについて検証してみようと思います。

なぜ、増資 = 株価の下落 なのか?

株式の希薄化による

利益額が同額であれば、増資により株主が増え、
分配される配当金が減るため株式の価値が相対的に下がるため、
これを想定し瞬間的に株価が下落します。

考えてみれば当然の流れですね。

100万円の利益を出す企業を100%株主で株式1,000万円で自分が持っているとして、
その企業が増資をして、他の人に株式1,000万円で増資してしまえば、
自分の利益の取り分が半分になることは容易に想像がつきます。

但し、増資は悪いことばかりでもない

会社が何のために資金調達を行い増資をしたのかとう点が重要になります。

収益拡大のために行う増資であれば、悪いことばかりでもありません。
中長期的に見てみると増資による資金をうまく活用することで会社は収益を拡大することもできるからです。

先ほどの例で言えば、2,000万円の時価総額の株式会社で50%の株式を持っていたが、100万円の利益が300万円に拡大し結果的にりえきの取り分が増えた、といったようなケースが考えられます。

その場合、当然増資後の株価は会社の業績を織り込んで行きますので、
増資で下落した株価は回復し、場合によっては高値を取りに行くといったことも考えられます。

(株)アウトソーシングの増資は良い増資?

中期経営計画から読み取ると、海外企業のM&Aによる事業強化に伴い、
2018年の自己資本比率低下は織り込み済みであったようだが、
それを上回る低下もしくはキャッシュフローの悪化があったために、
増資による資金調達を実施しているように思います。

もともと海外企業をM&Aし事業規模を拡大してきた同社は、
中期経営計画通り、いやそれ以上に収益が上振れすればよい増資として、
中長期でみると株価は回復するのでないかと思われます。

株価の回復、上向くタイミングは?

9月末の新株発行後に一旦底を打ち、その後10月末の第3四半期決算で、
今回の増資とM&Aの影響を織り込んでいくと思われ、
その発表前後で株価が上向いていくのではないかと考えています。

【超重要】私のアウトソーシング株は暴落!どうにかしてくれ!

なんとなく真面目風にそれっぽいことを書いてきましたが、
要は私がもっているアウトソーシング株は暴落しています 笑
いやそりゃひふみプラスの主力組み入れ銘柄だし、
8月には上場来高値をつけていたし、決算も毎度上振れだし、増収増配だし、
絶好調ってとこでいきなりこれ。
株式投資は自己責任です、この記事もくれぐれもお気を付けください

ご拝読ありがとうございました。