2018.10.10に米国株が一気に大幅安になったことに反応して、10.11日経平均はマイナス915円18銭(-3.89%)と今年2月以来の 株価暴落 となりました。
いやぁマジで痛い。
ひふみプラスも-4.02%と大きな下落。
アウトソーシング株を現在保有していますが、こちらに関しても増資以降大きく下落し冴えない状況でした。

アウトソーシング株も更にこの影響を受けより一層の暴落とトホホな展開でした。
そんな中ひふみプラスを運営するレオスキャピタルワークスのニュースリリースにて臨時レポートが発表され、株価暴落局面での予防策と対処法がなんとなくつかめました。
今日は私見も入れながらまとめていきたいと思います。
株価暴落 の予兆って?
米国株が長期金利の上昇懸念や、米中貿易戦争の激化に伴う景気の先行き不透明感
レオスキャピタルより引用
要は、米国株の動向に引っ張られるってことみたいです。
積立投信を始めること2年弱になってきましたが、事実として米国株が暴落するとほぼ同じように日本株も暴落します。
だいたいそうなっていました。
これだけネットが発達し、世界中の誰でもいつでも株取引が可能になっているので、もはや国境は関係ないのでしょう。
そして、米国株の反発や高騰を確認できると日本株がそれに追随する形で上がって行くケースがほとんどでしたね。
日本株の動向は、米国株の展開次第とみてほぼ間違いなし
株価暴落の予兆は、米国株の予兆を掴むことが大事ということになります。
米国の長期国債の魅力が株式に比べて相対的に増し、株式の魅力が低下することを
意味します(資金フローは株式から長期国債にシフトする動きを強めるでしょう)。レオスキャピタルより引用
一般的に国債の利率が上がると、安全資産である国債での運用が株式投資に比べ魅力的になり、株式資金が国債へ流れていき株価が下がると言われています。
国債の利率が上がると概ね銀行金利も上がるため、安全運用先が増えますね。
であれば、わざわざ株式投資せずとも資産運用が可能になるということです。
今年は金利上昇局面を迎えていたので暴落の気配はプンプンあったということになります。
最近勉強してセオリーとして理解しましたが、それを自らの運用に活かすのは本当に難しいことですね 汗
暴落する直近が判れば誰も苦労はしないわ 笑
でもセオリーを頭に入れて、株価だけでなく金利や不動産価格など他の指標を見ることも重要なことですね。
株価暴落 の予防策と対処法は?

わたしたちは事前の対応として、保有している米国株の比率を大幅に減らす、
ないし銘柄によっては全売却を行なっています。
理由は円安トレンドの一服感、これらの企業の株価が1年程度十分なリターンを
稼いだことなどです。この対処は9月末から10月初旬にかけて行ないました。レオスキャピタルより引用
株価暴落の予兆を自らが感じ取った後にする、予防策と対処法は、「 株式の売却 」。
シンプルですが、売って現金比率を上げておくことのようです。
当然ですが、株価変動の影響を受けませんので、儲かりもしない代わりに損もしない状況にしておく。
確かにこれが一番大事ですね。
ひふみも現金比率を高めており、今回の暴落へ予防策と対処法をとっていました。
流石です。
現金比率を高めていたのですから、暴落後はバーゲーンセール状態になります。
今まで業績がよく成長しそうな企業で欲しかったのに高騰していた株など買うチャンスに変わりますね。
事前に現金比率を高めておけば、株価暴落はバーゲーンセールと化す
私は積立投信なので、まだ解約して現金化するつもりはありませんでしたが、今月も15日に積立予定なのでバーゲンセールで積立ができるとちょっと喜んでいいのかもしれません。
ひふみプラスを保有しつづけていいの?
わたしたちの一番の力はすばらしい会社を発掘して、それに投資をできることです。
マーケットが下がるということは歓迎すべきことではありませんが、
一方でよい会社に割安な価格で投資ができるチャンスでもあります。市場が落ち着いて回復期に入れば、必ず優良株から急回復しますので、
お客様にはここは信頼をしていただいて保有をしていただくことを強くお勧めします。レオスキャピタルより引用
読んで字の如く、保有あるのみ
私はまだ信頼しています。
保有続行です。
株価暴落時にできることをまとめると
・現金比率を高めておくこと
・優良株をバーゲンセールで買っておくこと
この二つが今後の展開にうまくつなげて行くためには非常に大事なことです。
そして、暴落の予兆をたくさん勉強して、セオリーに従い感じれるようになること。
当然奥が深く難しいマーケットですが、楽して運用が大成功するわけがないですね。
私自身これからもインプットを繰り返しながら運用を続けていこうと思います。