投資・マネー

ひふみプラスが9月大きく動いてきたので今後を占う

昨年4月からひふみプラスに毎月1万円づつ積立続けています。
この9月で18ヶ月つまり18万円を積立ているのですが、運用益は。。。

プラス16,927円で9.4%です。(9月25日現在)
ひふみプラスがまた大きく動き出す気配を感じています。

なぜひふみプラスに積立を始めたか、そもそもひふみプラスって何?みたいな方は
過去記事を読んでみてください。

【実録!】ひふみプラスに一年積立投資したら今んとこプラスになってるという実績と今後の方針去年の4月頃働いて働いても貯金はちょこっと増える程度。 強烈な資産形成欲に襲われ投資に興味が湧きました。資産形成をする上で時間を味方に...

ひふみプラスが大きく動き出す予兆は何か?

この9月大きく動き出しそうな気配を感じています。
運用会社のレオスキャピタルワークスの動きと共に今後を占ってみましょう。

TATERU問題のその後、損切りを実行


まずは、スマートデイズ社が運営する「かぼちゃの馬車」問題に端を発するのですが、
簡単にいうとスルガ銀行とタッグを組み、融資審査を甘くして回収不能な不動産投資を
ガンガンオーナーにさせたところで運営会社が資金繰りに困って破綻。
不動産投資に対する不信感は非常に高まり風評被害も出ていました。

ひふみに組み込まれていたTATERUも不動産投資会社の一つで、
小口証券化した不動産をアプリで投資可能にしたり、デザイン性も高く、
IOTにも先進的であったのですごく有望そうな会社だなと私も思っていたのですが、
まぁこれがかぼちゃの馬車と同じ手口で到底回収不能な不動産に対する投資で
不正融資をオーナーに受けさせていたことが発覚して株価がガツンと下がった

レオスキャピタルワークスは大量保有変更書を9月14日義務発生で、
保有比率5.9%全ての売却を報告しています。いわゆる損切りってやつです。
おそらく投資金額の70%の損を出し損切りを実行に移しています。
9月25日に705円のストップ高となったので、損を少なくできたじゃないかと
言いたくもなりますが、判断が早かったなと。
不動産投資は顧客の信頼性と透明性が強く求められます。
一度の失敗は致命的だし、おそらく個人投資家の小口不動産投資も終わったなと
個人的に思っていたのでいい判断だと評価しています。

一方大塚家具とガンホーは保有中

一方で経営権争い後、独自路線に大失敗中の大塚家具株と
パズドラ以外の柱の育ってこないガンホー株は保有継続中と
あくまでレオスキャピタルの独自の路線も継続する意志を感じます。

不正を働く会社がこの時代生き残れるはずがない

つまりレオスキャピタルワークスの藤野社長の言う「良い会社」に投資する。
私はその判断がつかないから投資信託を利用しているわけで、
不正を働いたTATERUをバッサリ切り落とし、藤野社長が保有すると言うことは
まだ一見死に体の大塚家具も上昇の余地があるもしくは応援する価値がある
と言うことなのでしょう。

結果としてここ2週ほど日経平均のパフォーマンスは高く、
24,000円台目前まで回復してきている中、ひふみプラスも最高値に迫ってきてはいるものの
成績としてはTOPIXよりアンダーパフォームです。

ただし、株価だけで判断するのではなく、不正をしたかしていないかで損切りを実行したか、
しなかったかと言う視点でひふみプラスを見つめると
だからこそ日経平均やTOPIXを上回る運用益を出し続けていくことができるのかもしれないと期待を持ったわけです。

今後に大いに期待です。

ご拝読ありがとうございました。