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元指導者がこっそり教えるミニバス保護者が子供に伝えるたった1つのこと【低学年編】

フリー写真素材ぱくたそ

このブログを見つけた読者の方は漏れなくミニバスを子供がやっているミニバス保護者の方でしょう。
私は小さい頃からバスケットボールをやっていて全国大会も経験し、近所のミニバスで指導歴もあるので、元指導者目線からそんな悩める保護者にアドバイスを致しましょう。

Q1.「1年生・2年生は見てもらえないの?」

ミニバスはチーム事情にもよりますが5・6年生中心のスポーツです。
 サッカーではU-8、U-10、U-12など、細分化されて行われているようですが、
ミニバスはありえないスポーツでして現状1年生から6年生まで一色単にコートに
立つことを要求されます。
 指導者目線で見た場合、この間まで幼稚園に通っていた身長100センチちょっと過ぎてきた子と、場合によっちゃ170センチ超えているような6年生を同じコートに立たせるのはただの恐怖でしかありません。
 現実的に考えて、1・2年生はたった今で見ると戦力外なのです。したがって日頃の
練習メニューからもどうしても高学年中心となります。
 しかし、そんな1・2年生も数年先には貴重な戦力として期待をしています。今は、
ただミニバスを楽しんで欲しいのです。いずれ嫌でもプレーにしろなんにしろ怒られるときがやってきます。

Q2.「うちは意識高いんで、何やったら良いんですか?」

子供が自発的にバスケをするよう一緒に遊んでください。
 子供は遊びの達人です。日々の遊びの中から色々なことを学んで行きます。
「バスケ=習い事=やらされている」いつしかこうなるとその子は、ほぼ学年が進むに連れて伸び悩みます。
 ご両親が張り切り過ぎては行けません。一緒にバスケを通じて遊ぶくらいの感覚の方が子供も自発的に取り組みます。「お父さんドリブル勝負しよう?お母さんパスして?」こうなればシメたものです。

 

とはいえ、低学年から素質を見ながら将来のエース候補は見定めている
 これが指導者としての現実です。楽しそうにミニバスに取り組んでいる子供を横目に確実に指導者は常に子供を選別しています。
 では、あなたの大事なお子さんに何を保護者としてしてあげれば良いのかこっそり教えましょう。

 

① ドリブルこそ命綱・低学年の間は徹底的なドリブル練習をさせよ!
 まずは「ドリブル」です。なぜドリブルをさせるかをこれまた指導者目線からもお伝えしましょう。
 ミニバスではドリブルをついてボールを運べる子はとにかく試合時間のほとんどをボールを持つチームが多いです。戦術的な修正を本当はしたいのだけれども5人バランス良く能力があるチームはなかなか作れません。
 するとどうしてもドリブルがつける子にボールを持たせざる得なくなるわけです。そうなるとほとんどのオフェンスはつける子を中心に展開して行きます。つけない子にはオフボールの動きを教えますが保護者の気持ちとしては「我が子はエース」これに尽きるのでボールを触っておいて欲しいはずです。
 また、試合中ボールを保持する時間が長ければ長いほど個の能力も上がって行きます。同じ出場時間でも得ている経験値が雲泥の差だからです。
 つまり、低学年の間に「徹底的なドリブル練習」これが高学年になった時の最高のアドバンテージとして働く訳です。
さぁ明日からドリブル・ドリブル 笑