バスケポジション の記事第3弾となります。
これまでの記事はこちらから
【PG編】ポイントガード編

【SG編】シューティングガード編

ポイントガードとシューティングガードは大分類としてはガードに分けられます。
ガードのポジションはスピード・ハンドリング・パスなど基本的なボール保持能力が安定しいる選手に役割が回ってくることが多いです。
SFからはフォワードに分類されますが、求められる役割は何でしょうか?
この記事では、SF・スモールフォワードについて同じく監督ウケするという視点から解説していきたいと思います。
バスケポジション におけるSFの役割
スラムダンク世代であれば「 SF = 流川 」というぐらいイメージがありますよね 笑
上背はほどほどに爆発的な得点能力で得点を量産しているスコアリングマシーンの役割をイメージに持っていると思います。
本来のスモールフォワードは、ややアウトサイドにポジションをとるフォワードの選手の位置付けであって得点能力がないからダメという訳ではありません。
ウィングマンとして45度でパスを受けて仕掛けていく
インサイドプレーヤーがポストアップできない時にポストアップする
オールコートマンツーで当たられてボール運びに苦戦している時にフラッシュバックする
など、その時その時でチームが困っていることを解消するために動いて行くことも求められます。
それでも得点能力も当然求められるのでシュート力はあるに越したことはありません。
監督ウケするスモールフォワードに求められる能力
監督ウケするスモールフォーワードに求められる能力は、
ゲームの流れを読め気がきくこと
抽象的な表現で難しい内容ですね。
わかりにくいと思いますので解説していきます。
SFの役割で書いた通り、
「 その時その時でチームが困っていることを解消するために動いて行くこと 」
その時その時でチームが困っていることって一番最初に気づくのは、監督だったりします。
先ほどの45度からの仕掛けにしても、ポストアップにしても、フラッシュバックにしても監督が気づいて指示を出してから動くSFは監督ウケするというより、指示を守る有能な部下と言ったところでしょうか。
監督ウケするためには、チームの急所を察知し解消してすることです。
得点が足りないなら多少ギャンブル気味でも強気に攻める姿勢を見せること。
速攻が出ていないなら先頭を走ること。
インサイドが破られるならヘルプを早めること。
などなど挙げれキリはありませんが、とにかく急所を埋める働きができれば監督からするとこれ以上ない武器になります。
器用貧乏っぽくもありますが、バスケットボールにおける基礎能力が高ければ高いほどオールラウンダーとして活躍できるはずです。
「 今チームが苦しんでいる点を解消する 」このような視点でプレーを組み立ててみてください。
さらに監督ウケするスモールフォワードとは?
色々と難しい要求をSFには求められがちですが、一つに絞ってかつ一番ウケるプレーはリバウンドに絡んで行くことじゃないかと思います。
インサイドのポジションの選手はボックスアウトからリバウンドという意識が高くリバウンドに絡もうとしていきます。
ガードの選手はリバウンド後の展開のためポジションをとる動きをします。
スモールフォワードの選手が、インサイドの選手にあと1枚リバウンドに絡んでくれるとチームは非常に助かります。
特にアウトサイドにポジションをとることが多いので、ボールの落ちる方向やボックスアウトの状況を一番把握することができ、リバウンドのための空きスペースがあれば迷わずランニングリバウンドでボールをかっさらっていく。
これができれば、それこそスラムダンクでいうと「 オフェンスリバウンドが取れれば、−2点が+2点の可能性で+4点分の働き 」と素晴らしい働きになります。
リバウンドに絡め!
リバウンドは身長とポジションどりで勝負が決まっている
逆転できるのは死角からの飛び込みリバウンドだ!
ということになります。
リバウンドはどんなチームであれ、急所であることが多いです。
あなたがランニングリバウンドのリバウンド王であれば監督ウケすること間違いなしです。
監督ウケするスモールフォワードをまとめると
チームの急所を把握すること
ランニングリバウンドに飛び込むこと
スコアリングマシーンのイメージが強いスモールフォワードのポジションですが、監督は実は器用さや泥臭さを求めていることが多いです。
あなたがスモールフォワードを任されているのであれば、特にリバウンドは本当に武器になります。
ぜひ、バスケの試合をたくさんみてゲームを読む力とリバウンドで身体を張ることを覚えて行ってみてください。
また、当然得点能力が高いに越したことはありません。シュートも練習しないとですよ 笑