バスケポジション の記事第4弾 PF 編となります。
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PF・パワーフォワードはインサイドに近い範囲を主戦場とするフォワードです。
当然のことですが、インサイドに近いため体の接触がアウトサイドより増しますし、役割としても体を張ることが要求されるシーンが多くなります。
では、PF・パワーフォワードについて同じく監督ウケするという視点から解説していきたいと思います。
PF ・ パワーフォーワードの役割
いや、もうこれしか思い浮かばなかった 笑
フィジカルモンスターでゴール下を制圧する強烈なリバウンダー的役割は確かにPFの役割に当てはまります。
パワーフォワードは、インサイドにポジションをとるフォワードの選手ですが、最近の役割は幅広く繊細になってきています。
NBAゴールデンステート・ウォーリアーズに所属する「 ドレイモンド グリーン 」なんかはその好例で、トリプルダブルを連発します。
得点・リバウンド・アシストをそれぞれ二桁で達成するトリプルダブルですが、彼はリーグ史上初の得点一桁、リバウンド・アシスト・スティールで達成しています。
パワフルでフィジカル的にも非常に強い選手でありながら繊細さと器用さを兼ね揃えている点がオールスタープレーヤーたる所以ですし、最強ウォーリアーズの屋台骨です。
つまり現在のバスケットでは繊細さと器用さを持ってチームの潤滑油となることが求められているということですね。
監督ウケするパワーフォワードに求められる能力
監督ウケするパワーフォワードに求められる能力は、
プレイエリアが広いこと
インサイドを主戦場にしながらも、プレイエリアが広いと非常にウケます。
具体的な役割としては、スクリナーであったり、フラッシュしてパスの中継点になったり、インサイドに固執せずちょこちょこと気がきくタイミングで外に出て来るような役割ですね。
ディフェンスでは、基本的なことですがバンプをしまくったり、スクリーンアウトをサボらなかったりと基本に忠実に体を張ってくれると相手のオフェンスのモチベーションを削ぎボディブローのように消耗させることなんかもとても受ける役割になります。
そのために必要な能力は、体の接触に強くフィジカル的な体力に優れていること。
また、そうでありながら運動量が落ちないこと。
さらには、バスケットをよく理解して気がきくこと。
この3つが必要になると思います。
さらに監督ウケするパワーフォワードとは?
ということになります。
ゴール下でノーマークのシチュエーションをチームオフェンスで作ることができれば、自然と得点は伸びますし、そんなに難しいシュートを要求されることもありません。
自らでチャンスを生み出し逃さずに得点をチームにもたらすとすると高確率のミドルショットがあると非常にウケます。
例えばスクリーンの後のロールでゴール方向にカットすることなく、下がってポジションを取ってノーマークになればミドルショットで得点など。
チームオフェンスのバリエーションを飛躍的に増やすことができ攻撃オプションにすることができるからです。
インサイドプレーヤーに、高確率のミドルショット、これ最強です。
監督ウケするパワーフォワードをまとめると
・バスケットボールをよく理解していること
・器用であること
・高確率のミドルシュート
この3つあたりの能力が高いと監督ウケすること間違いなしです。
もしあなたがパワーフォワードのポジションを任されているのであれば、インサイドプレーの強化はもちろんですが、時々ガード・アウトサイドプレーヤーの練習に混ざってプレーエリアを広げてみると効果的ですよ。
ご拝読ありがとうございました。