ミニバス で筋力のない低学年バスケプレーヤたち。
シュートを打ってもリングに入るどころか、
届かないなんてこともざらですね。
でも大丈夫これからご紹介するステップでシュートを
習得していくことで必ず打てるようになっていきます。
無理して届かせようとすると、怪我もするし、
下手を固めちゃうのでよくないです。
シュート以外の練習はこちらを参考に。

STEP1 ドリブルなしオーバーハンドレイアップ
ここで言う出力とは、体の力をうまくボールに伝えて、
ちゃんとリングに届くようにすることです。
但し、よくないことはめっちゃめちゃなフォームで、
シュートを覚えると癖づいて、修正するのが大変です。
そこで、まずはドリブルなしのオーバーハンドレイアップを
習得していきます。
・ドリブルはなしで持ったまま走る
・走った勢いをそのままボールに伝える
・伝えるためにはオーバーハンドレイアップで
・オーバーハンドのフォームはおでこの横からまっすぐ肘を伸ばす
上記に気をつけて、繰り返し練習することで、
必ずリングにボールは届くようになっていきます。
きっちりボードに向かって45度から、
枠線の中に打ち込めるようになれば、
面白いように決まるようになりますので、
繰り返し繰り返し練習してみて下さい。
アンダーハンドレイアップが一般的かつスラムダンクの影響で、
最初のシュート練習に選ばれることが多いですが、
私はこちらをおすすめします。
STEP2 ゴール下のシュート
ドリブルなしのオーバーハンドレイアップができれば、
ゴール下のシュートはその延長のようなもので、
意外と簡単です。
・おでこの横からまっすぐ肘を伸ばすのは一緒
・膝をしっかり曲げてジャンプと同時に肘を伸ばす
・ジャンプは真上に
これを守れば、自然と綺麗なフォームに近い形で
身につけていくことができると思います。
ボードに向かって45度から枠内にきっちり打ち込んで
いきさえすれば自然とシュートは決まります。
届かない場合や、手だけでうってしまって、
どうみてもフォームがおかしい場合は、
STEP1へ戻ることをおすすめします。
もう一度出力を上げる練習をしましょう。
下手を固めてはいけません。
STEP3 ポンポンポーンシュート
ゴール下のシュートにある程度目処がつけば、
徐々にシュートレンジを伸ばしていきましょう。
ポンポンポーンシュートは私が名付けているだけで、
具体的には次の要領で練習します。
・ポンポンと2回ジャンプ
・ポーンの3回目でシュート
・入ったらポンポンは少しづつ後ろに飛ぶ
・3回目のポーンはしっかり膝を曲げて、しっかりポーンとうちきること
ポンポンポーンとジャンプを繰り返しながら、
シュートを練習していくことで、
シュートのタイミングとバランスを強化していくことが、
真の目的になります。
後ろにポンポンと飛ぶことは、低学年の子供にとって、
バランスを取ることすら少々難しいのですが、
子供は天才で遠くからシュートを決めるモチベーションで
勝手にアジャストしてきます。
ただし、あまり後ろに大きく飛ぶと完全にバランスを崩し、
練習にならないこともありますので、
最後のシュートがバランスが程よく取れる範囲で行うことが、
望ましいと思います。
ミニバス 低学年シュート練習のまとめ
STEP1 ドリブルなしオーバーハンドレイアップ
STEP2 ゴール下のシュート
STEP3 ポンポンポーンシュート
この3STEPを個人練習で行うことで、
低学年では十分なシュート力が身につきます。
当然他にもチーム練習は行うはずなので、
ドリブルやボールハンドリング、早いところはミートなども
練習メニューに組み込まれているかもわかりませんね。
ただ、低学年であれば、シュート練習が一番です。
「 ボールがリングを通過し、ネットが揺れる 」
この見た目にもわかりやすい成果が子供をバスケに夢中にさせます。
低学年にとって大事なことは、
モチベーションとバスケを好きにさせることに尽きます。
どんどんシュートを打たせてあげて欲しいなと思います。