これまでバスケの ポジション を監督ウケする、つまり使ってもらえるには。
スタメンを獲得するためにはという視点から5つのポジションを解説してきました。
この記事ではその全てをまとめます。
自分の与えられているもしくは狙っているポジションの監督心理をよく掴んで、スタメンをゲットしてもらえればと思います。
この記事の目次
バスケの ポジション 5つの名前とその役割
チームの司令塔 PG・ポイントガード

監督ウケするポイントガードに求める能力は、
ミスが少ないこと
チームの司令塔であるポイントガードがミスすると、チームの士気に関わりますし、一番自陣ゴールに近いポジションを取ることが多いのでミスが失点に直結します。
ミスが少ないこと、これは非常に重宝される能力といっても過言ではありません。
そんなに派手なプレーはできなくてもボール運びが安定して、チームにリズムを与えられれば、まずは合格点といって良いのではないかと思います。
ミスを限りなく少なくし、スタメンを安定的に確保できるようになってから自分のカラーを出す・特徴を出すことにチャレンジしてみてはどうでしょうか?
さらに監督ウケする要素としては、
しんどい場面でこそ力を発揮できる度胸
チームの流れが向いていない場面で流れを変えるためには通常以上のメンタルが必要になります。
単純な負けん気の強さということではなく、しんどい場面でこそハッスルするメンタルがあれば、流れを自チームへ持ってくることができます。
流れを変えるのは、オフェンスorディフェンスと決まってはいません。
メンタル的に安定していれば必ずビックプレーのチャンスが回ってくるはずです。
淡々と平然にしんどい場面でいつも通りのプレーを遂行すること。
こんなプレーヤーは監督から重宝され信頼されることは間違いありません。
チームNo.1シューター SG・シューティングガード

高いシュート能力は当然のことながら、監督が求めるシューティングガードの能力はそれだけではありません。
アウトサイドのエースプレーヤーキラーとしての高いディフェンス能力
元々シューティングガードのポジションにはスピードがある機動力の高いプレーヤーを選定することが多いので、監督からの信頼を更に寄せるには「高いディフェンス能力」があると非常に良いです。
ただの点取り屋ではなく、エースキラーでもあること。
言葉通りでもカッコ良いですし、ディフェンスを嫌がらずしっかり練習して鍛えて高みを目指して欲しいところですね。
更に監督ウケする要素としては、
ランニングプレーでチームに活力を与えること
シュートが高精度であることは標準的な能力として、プラスアルファとしてのランニングプレーです。
速攻やアウトナンバーでディフェンスをかわしつつタフにシュートをねじ込んで行く。
ランニングプレーが成功すると、チームに勢いや流れがつき活力を得ます。
フィジカル的にはインサイドに劣ることも多いと思うので、そこにランニングとスピードを加えてタフにショットをねじ込んでいく。
ランニングプレーはチームに活力を与え流れを持ってくる効果もあります。
ぜひ、シューティングガードのプレーヤーにはアウトサイドだけでなく広いスペースでのランニングプレーも習得して欲しいですね。
オールラウンドの働き SF・スモールフォワード

みんな大好き 流川楓 です。
このイメージが強すぎて爆発的な得点能力のイメージが強いですが、ややアウトサイドにポジション取りをするフォワードの選手というのが本質です。
非常に多くの役割を求められ、役割もチームやメンバー構成によって違うのでスモールフォワードのポジションのプレーヤが監督に認めれるポイントは様々です。|
総じると、
ゲームの流れが読め気がきくこと
となります。
明確ではないのでわかりにくいと思いますが、その時チームがうまくいっていないところをサポートしチームをうまく回していくことが大切です。
そのためには、バスケットボールの基本的な技術・知識をしっかり高め、文字通りオールラウンダーとして働くことが求められます。
チームの急所を埋めることができれば、監督ウケすること間違いなしです。
更に監督ウケするプレーとしては、
ランニングリバウンドに飛び込んでいくこと
スモールフォワードの選手が、インサイドの選手にあと1枚リバウンドに絡んでくれるとチームは非常に助かります。
特にアウトサイドにポジションをとることが多いので、ボールの落ちる方向やボックスアウトの状況を一番把握することができ、リバウンドのための空きスペースがあれば迷わずランニングリバウンドに飛び込んで欲しいです。
タイミングがつかめれば、インサイドポジションよりリバウンドが取れます。
バンバンかっさらって監督からの信頼を高めましょう!
現代型は多機能型 PF・パワーフォワード

一昔前までは、不器用だけどフィジカルに強く、ゴールに近いポジションで粘り強くプレーできる選手が重宝されていました。
現代型はうって変わって多機能です。ドレイモントグリーンあたりがその典型例ですね。
監督ウケするポイントも変わってきている気がします。
プレイエリアが広いこと
インサイドにもう固執する必要は少なくなってきています。
当然主戦場はインサイドではありますが、スクリーナーとしての役割や運動量が豊富にプレーできることが現代型の特徴であり、監督ウケする要素になります。
基本的にはフィジカルに強いことは要求されますので、強いボディバランスと共にプレーエリアを広げる努力をしましょう。
更に監督ウケする要素として
高確率のアウトサイドシュート・ペリメーターシュート
ペリメーターまでシュートレンジが広がっていてかつ高確率であれば、何をされるかわからない選手として非常に危険な存在になりえます。
主戦場から少し離れたタイミングでオフェンスでの1番の武器を持っていること。
相手チームからしても非常に厄介で止めにくいです。
インサイドプレーヤーこそ覚えてもらいたい技術になります。
チームの大黒柱 C・センター

センターはチームの中でも一番ゴールに近い位置にポジションを取ります。
フィジカルコンタクトは避けて通れませんので、このポジションを任せれている選手はフィジカルを徹底的に鍛えましょう。
監督に信頼されるためには、
精神的にタフであること
フィジカルコンタクトは精神を疲労させます。
またその影響はチーム全体に派生しますので、精神的に相手を上回るようフィジカルコンタクトを避けず絶えず相手にボディブローを与え続けることは非常に大切な作業です。
これができれば、相手チームはたちまちペースダウンし、インサイドを支配できます。
更に、
豊富な得点パターンを持つこと
ゴールに一番近い距離にいるのですから、ノーマークになれれば得点は量産可能です。
ゴールまでの道筋を作るためのプレーバリエーションをたくさん持ち、自らもチームメイトに生かされるパターンで豊富な得点パターンを持つことも監督からの信頼を得る強力な武器になります。
センターは大黒柱です。
シンプルにフィジカルコンタクトに負けず、ゴールをねじ込むタフさを身につけましょう。
バスケの ポジション 全てに共通する求められる能力
バスケットボールはたった5人でやるスポーツです。
ドリブル・パス・スタンス・シュート・ディフェンスと基本的な動作や能力を高めておくことは、全てのポジションに共通して求められます。
基礎能力を高い次元で身につけたのち、自分の与えられているまたは取りたいポジションに求められる役割をしっかり理解すること。
そしてプレーを継続して成功させていくことが何より大事です。
成功の過程で失敗することは多々あります。
その失敗はチャレンジした結果としての失敗であることが大切です。
ただ、何も考えることなくなんとなくプレーせず、自分が求められていることとやりたいことを明確にチャレンジし続けてください。
チャレンジする姿は必ず周りにいる人間を味方にしますよ。